[トレモロ]モジュレージョン系エフェクターの使い方


トレモロは音量を揺らすことができるエフェクターです。LFOの波形を三角波にすればなめらかに音量が揺れるので揺らぎ感を得る事ができます。LFOの波形を矩形波にすれば、急激に音量が揺れるため、音が切り刻まれているように聴こえる効果を得る事ができます。

 

トレモロをかけていないギターの音(ドラム、ベースあり)

トレモロをかけているギターの音 (ドラム、ベースあり)

トレモロをかけていないギターの音(ドラム、ベースなし)

トレモロをかけているギターの音(ドラム、ベースなし)

 


原理


原音にLFOをかけることによって音量を揺らしている。

 

LFO(Low Frequency Oscillator)とは?

シンセサイザーにもついているLFOは音に揺れを発生させるためにあるものです。

シンセサイザーで音作りをする際には、Oscillator(発信器)、Filter(音色)、Amp(音量)の3つを使用します。

それぞれにLFOをかけると違った形で音に揺れを与えることができます。

 

・LFOをオシレーター(発信器)にかけると、ビブラート効果が得られます。

↑ピッチを揺らしている

・LFOをフィルター(音色)にかけると、ワウ効果が得られます。

↑音色を揺らしている

・LFOをアンプ(音量)にかけると、トレモロ効果が得られます。

↑音量を揺らしている

 

 

このトレモロエフェクターは音量にLFOをかけることで、音量を揺らす効果を得ているのです。

 

例:

↓シンセサイザーのアンプ(音量)にLFOをかける前の波形

元の波形

↓シンセサイザーのアンプ(音量)にLFOをかけた後の波形(三角波のトレモロがかかっている状態)

トレモロをかけた後の波形

 

 

それでは、トレモロのエフェクターについているつまみを一つずつ見ていきましょう。

 


「Rate(レート)」


このつまみは、音が揺れる速さ(モジュレーションレート)を設定するつまみです。

※「Speed(スピード)」「Frequency(フリケンシー)」と表記されることもあります。

※DAWソフトの中には、「Sync(シンク)(同期)」というボタンがあり、「Rate」をプロジェクトのテンポと同期させることができるものもあります。

 

「Rate」を左に回す(値を下げる)と、音が揺れる周期が長くなっていきます。

「Rate」を右に回す(値を上げる)と、音が揺れる周期が短くなっていきます。

 


「Depth(デプス)」


このつまみは、音が揺れる幅を設定するつまみです。

※「Width(ウィドゥス)」「Intensity(インテンシティ)」と表記されることもあります。

 

「Depth」を左に回す(値を下げる)と、音が揺れる幅が大きくなっていきます。

「Depth」を右に回す(値を上げる)と、音が揺れる幅が小さくなっていきます。

 


「WAVE(ウェーブ)」


このつまみは、トレモロの波形(LFOの波形)を設定することが出来るつまみです。三角波と矩形波の2つをミックスする割合を決めるものが多いです。

※「Hard/Soft」などのスイッチで波形を切り替えるものもあります。

※「WAVEFORM」「SHAPE(シェイプ)」と表記されることもあります。

※「Symmetry」「Smoothing」を組み合わせて波形の設定を行うものもあります。

 

三角波でトレモロをかけた場合は、音量がなめらかに揺れます。

↓三角波に近い波形

三角波に近い波形

 

矩形波でトレモロをかけた場合は、音量が急激に揺れます。

↓矩形波に近い波形

矩形波に近い波形

 


「LEVEL(レベル)」


このつまみは、Dry音(エフェクトを掛ける前の音)とWet音(エフェクトを掛けた後の音)をMixする割合を設定するつまみです。

※「Volume(ボリューム)」「Balance(バランス」「Mix(ミックス)」と表記されているものもあります。

※エフェクターをかけたあとの音量を設定するつまみであることや、エフェクト音の音量を設定するつまみであることもあるので、エフェクターの取り扱い説明書をみて判断しましょう。

 

「LEVEL」を左に回す(値を下げる)と、Dry音の割合が多くなります。

「LEVEL」を右に回す(値を上げる)と、Wet音の割合が多くなります。

 

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