CMソングは邪魔者?!<後半>

テレビ CM 中の音楽が認知に与える効果の考察

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以上引用内容(熊谷和也 「缶コーヒー市場におけるテレビ CM の効果と ブランド選択の研究」筑波大学第三学群社会工学類 社会経済専攻 2004年   http://infoshako.sk.tsukuba.ac.jp/~ishii/education/thesis2004/kumagaya2004.pdf)最終アクセス1月30日

考察

ここからは私の考察です。サントリー、コカコーラ、アサヒの順番でCMが認知されているということがわかりました。まず、サントリー、コカコーラの認知度は70から80%台という大半を示しており、逆にアサヒのCMの認知度は半分以下です。どうしてこんなにも差が出他のか。音楽の点から考えると、音楽が使われてるか否かという部分の違いがあります。サントリーやコカコーラのCM音楽はそのCMオリジナルの曲であり、コーヒーを宣伝するために商品の名前を歌詞に入れたり、コーヒーを飲むシチュエーションを表現している歌詞だったりしており、商品を音楽で宣伝しています。これが要因となって認知度が上がったのだと思います。商品をしっかり宣伝しているということが何よりもキーになっていると思います。

・CM音楽の使われ方の変化(今までと現在のCMの違い)

今となってはCMのタイアップとして人気アーティストの音楽を起用しているCMはたくさんありますが、その商品を直接PRしている音楽は少なくなってきており、CMというものに印象が強くなってきている印象があります。「『ヒット曲などの有名な曲を使用したCM』は、広告の注意を喚起しやすいが、逆に曲への注意が行き過ぎ肝心の広告をしているブランドに注意がいかず、その結果ブランド認知に負の影響を与える可能性がある」林雄一郎「CM音楽のブランド・コミュニケーション効果」 http://hbs.ws.hosei.ac.jp/wp-content/uploads/2016/03/2005_41.pdf、最終アクセス2017年1月23日)との指摘もなされています。つまりヒットするような人気曲を使うことは必ずしもブランドにいい影響を与えるわけではないということです。

最近のCMには、しっかり商品を広告するというよりもとにかく印象をつけるということに重きを置いているようなCMがよく見うけられますが、昔、昭和時代のCMではブランドを広告するための引き立たせの役割をするような音楽がほとんどでした。歌にしても、その商品名を言う歌になったりしています。このCMの変化の流れを見ていただきたいと思います。

1960〜1970年代

1978〜1983年

1990〜1999年

2000〜2009年

2016年

どうでしたか?CMの音楽の変化がわかったでしょうか。CMの全てが音楽というわけではありませんが、CMの使われ方が少しずつ変化していることがわかります。今回は音楽にフォーカスを当ててますが、音楽以外のところにも目をつけると面白い発見がまだありそうですね。これからCMはどんな変化を遂げていくのか、とても楽しみです。

まとめ

テレビをつければ必ずと言っていいほど流れているCM。何気なく聞いているCM曲。「印象には残っているけど、あれって何のCMだっけ?」というCMもある現在、音楽に焦点を当てると意外な現状や時代ごとの違いがわかってきたと思います。こんなにも一気にCMを見ることもなかったんじゃないでしょうか。でもこうして今回CM音楽というところにフォーカスしてみてCMの見方が少し変わったのではないでしょうか。こういった観点で見てみると案外面白いと思います。

 

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