京都精華大学ポピュラーカルチャー学部

ファション

音楽

ファッション学科

制作実習2B/4B[実習]

担当者: 川勝真一,榊原充大,西谷真理子

 この授業では、前期では冊子制作、後期は展覧会の企画・構成という異なる方法で、「編集」を実践してみようと考えている。この経験を通して、ファッションを「届ける(組み立てる)」思考方法を獲得してほしい。

【前期】
 まず前期は、いきなり編集の実践に入るのではなく、基礎トレーニングとして、「文章を書く」「写真を撮る/撮ってもらう」「リサーチする」を丁寧に学ぶ。「文章」と「写真」では、ゲスト講師を招く。
 その結果を踏まえて、あるテーマに合わせて各自で、文章とビジュアルで構成された4ページを作り、それを全員分を束ねて冊子を制作。ここからは、チーム作業になる。冊子のタイトルを決め、みんなの作った素材のレイアウトやフォントを考えたり、表紙をデザインしたりなど、さまざまな種類の仕事を分担して体験する。予算や締め切りも考慮に入れ、最終的に、印刷会社に発注して印刷・製本を行う。価格をつけ、配本も考える。
 授業では会議、ディスカッション、プレゼンを必ず組み込むことで、個人的な思考はもちろん、コミュニケーションやチームワークの強化も目指す。

【後期】
 今年度は、また原点に戻って、本の編集に集中する1年にしたい。本学部は卒業制作でも、必ず制作物の他に解説書が必要になる。実物制作とそれを文章やビジュアルでまとめる訓練は、この授業でも行いたいし、編集のスキルは将来いろいろな形で活用できる。
 後期では、前期に作ったものをさらに進化させたリトルプレスを目指す。前期にはなかった得意分野を生かした担当分担、編集会議、外に出ての取材など、雑誌が企画次第で大変興味深い内容になるということを体感できるだろう。また完成品はできれば価格をつけて書店で販売し、最後は、kara-Sなどのギャラリーで展示する予定。editing&curatingが学べるはずだ。