京都精華大学ポピュラーカルチャー学部

ファション

音楽

音楽学科

作詞論[講義(コース専門)]

歌は数分間の時間の旅。聞き手とどんなことばの旅に出るか、旅の支度を考えよう。

担当者: 細馬宏通

 音楽の詞は、歌詞ではなく、歌声によって捉えられる時間芸術である。
 詞の時間をとらえるには、ことばにどんな音韻が用いられ、その音韻がどんな時間を形作っているか、ことばにどんな繰り返しが用いられ、それが隔たった瞬間と瞬間をどのように結びつけているかを知る必要がある。
 この講義の前半では、作詞に込められた声の時間のしくみを既存の詩歌や詞を掘り下げながら考える。中盤では、音声学の知識を踏まえながら、詞の音にどのように注意を向けて作詞を行えばよいかを考えていく。後半では、訳詩を作ること、ことばのリズムをつけること、特定のテーマで創作を行うことなどを通して、より実践的な作詞の方法を体験していく。