Hacking Global Pop Icons Summer School at Zurich

京都精華大学は、Shared Campusと連携し、Pop Culturesというテーマグループに参加しています(以下ポップカルチャーズTG)。ポップカルチャーズTGでは、教員間の研究交流のほか、毎年夏休みに、『Hacking Global Pop Icons』という、学部生・大学院生向けのサマースクールを実施しています。

『Hacking Global Pop Icons』は制作主体のサマースクールです。大量生産・大量消費の政治的、社会的、技術的、歴史的側面を捉え直すことを通じて、グローバル規模で拡散される文化と特定の場所のローカルアイデンティティのあいだの関係を探求します。表現領域を横断した共同制作をすることで、参加者の選んだポップなアイコンの影響力は脱構築され、リミックスされ、拡張されることになります。

2022年のサマースクールの展覧会の様子(テーマは「NFT」でした)

『Hacking Global Pop Icons』は8月5日から23日まで開催されます。最初の5日間はオンラインで学び、その後8月12日から香港浸会大学に集まって対面形式で行います。参加する学生たちはチューリッヒやアムステルダム、ロンドンのほか、香港や台湾、シンガポールや東京など世界中の美大から集まってきます。香港浸会大学が滞在先を推薦してくれるので、かなり安く滞在できるのもこのサマースクールの魅力です。

3月6日(水)と4月3日(水)にZOOMを使った説明会(英語)があります。

  • 3月6日(水):20時00分〜21時30分(日本標準時)
  • 4月3日(水):17時00分〜18時30分(日本標準時)

ZOOMのリンクは以下の通りです。

https://zhdk.zoom.us/j/5568218974
Password: 468588

パスワードを入力するよう求められるので、上記を入力してアクセスしてください。

2022年の参加メンバー。チューリッヒ芸術大学の屋上にて

『Hacking Global Pop Icons』サマースクールについてのさらに詳しい情報はこちら(英語日本語)でご覧ください。

Shared Campusの狙い

CONNECT(結びつける)

共通の利害と能力、リソースとインフラストラクチャを結びつける

FOSTER(培う)

共同の教育、研究、コラボレーション、クリエイションを培う

DEVELOP(切り拓く)

グローバルな問題意識に基づき、サステナブルな知識の交流を切り拓く

MOVE ACROSS(超えて動く)

学問分野、文化、国境、大学を超えて動く

ENABLE(可能にする)

デジタル時代にふさわしい教育と学習の方法を可能にする

SET EXAMPLES(模範となる)

エコロジカルな基準に配慮した国際的コラボレーションの模範となる

EMBED(埋め込む)

国際的教育の土台として、文化横断的な意識を埋め込む

COLLABORATE(協働する)

芸術の根源的な実践として、多文化間を横切って協働する