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【大学生オーナーレビュー!】ダイハツ 初代コペン(L880K)コペンを愛車選びの選択肢に!


こんな人におすすめ!

  • 大学生で実用性よりも運転の楽しさを求める人
  • スポーツカーの高騰化により車選びに困っている人
  • 手軽にオープンカーに乗りたい人

私がコペンを愛車に選んだ経緯

 大学3年生、20歳の私が所有しているコペンは平成16年式、走行距離11万km、ATで2022年8月に購入。価格は約50万円でした。

正直、「頭文字D」や「湾岸ミッドナイト」、「D1グランプリ」を見て育った自分が、まさか軽のFF、さらにはATなんて車両を購入することになるとは思いもしなかったのですが、他のスポーツカーにはない初代コペンの魅力をお伝えできればと思います!

・車両価格、維持費

 私が中学生の頃からの憧れの車、180SXは、免許を取得した時には、もうすでに学生バイトの収入では手の届かない高騰ぶりをみせ(中学生当時は30~40万円ほどだったはず?)、同世代のスポーツカー達も同じく相場は上がり続ける現状に、若い車好きは頭を抱えているのではないでしょうか。

 そんな中、初代コペンの相場は落ち着いており、といってもやはりMTは貴重なのか状態の良いものだと100万円近くします(どんなにマイナーな車でもMTだと値段が跳ね上がってしまう時代)。が、ATだと、そこそこ状態の良いものが50万円前後で転がっています。

 維持費についてですが、これから初めて車の購入を考えている大学生に伝えたい、車は買ってからが本番だ!。昔の車、特に走り屋に人気のスポーツカーなんかは、無茶な走行をしていた車両や修復歴ありの事故車両がありふれているので、買ってからの修理費が馬鹿にならない額になることもあります。

実際に、つい先日、私のコペンはもともとダメージのあったマフラーがダメになってしまいました。ガタがきたら社外マフラーに交換するからと覚悟していましたが思っていたよりも早く痛い出費が…。

このように急な出費に見舞われることが多い昔の車なのですが、コペンに関しては、走りの特性からも、走り屋の車というイメージはなく、車や運転が好きな人が大切に維持してきたことが伝わる個体が多いので、定期的なオイル交換や経年劣化した部品をコツコツ交換すれば、大きなトラブルは少ない車だと思います。

 燃費…。スポーツカーに乗るなら燃費なんか気にするな!と言いつつこの車を買ってからの給油回数の多さに私は驚いています。カタログ値ではレギュラーガソリンで約15km/Lなのですが、実燃費は街乗りで約13km/1L、人や荷物を乗せたりエアコンを使用するとガクッと下がります(約8~10km/1L)。峠道をぶん回して走ると…計算したくありません。

私のコペンは前のオーナーさんが給油口にハイオクのステッカーを貼っていたのでハイオクを入れており、1ヶ月のガソリン代は25,000円~30,000円で2,300kmほど走ります。お前は軽自動車だぞ!

(文・写真 / 坂本)