ファッションの歴史をさかのぼり、時代や地域、社会との関わりを考える
授業の目的・到達目標
担当者: 筒井直子
衣服は社会や歴史的背景と密接に関わってきた。それは、ときに権力や富の象徴であり、ときに政治的思想や個人的な主義主張のメディアとして機能してきた。本講義では主に西洋のファッション史を現代から過去へさかのぼり、ファッションと社会の関係について考えていく。そのなかで基本的な事象や用語を踏まえつつ、衣服自体の構造や構成についても言及していく。また、絵画や写真、映画、雑誌、ファッションショーなどを手掛かりに、ファッションにおけるイメージの変遷についても辿っていく。