京都精華大学ポピュラーカルチャー学部

ファション

音楽

ファッション学科

造形論[講義]

名作の秘密を「構図」「色彩」「造形」の観点から解き明かし、制作に役立つ知識として身につける。

担当者: 筧菜奈子

 《ミロのヴィーナス》や《モナ・リザ》は、なぜ名作と呼ばれるのか。人々の目を惹きつけるデザインと、そうでないデザインとの差はどこにあるのか。こうした疑問を解決するために、本授業では、作品制作の上で重要な3要素である「構図」「色彩」「造形」について概説を行う。名作とされる作品は、これらの要素を必ず巧みに扱っている。そこで本授業では、まずこれら3つの要素についての基礎知識を解説する。その上で、古今東西のさまざまな作品を分析していく。また、構図の組立や色彩構成の方法を知識として理解するだけではなく、実際に演習することで実践的な技術として身につけることをねらいとする。