ファッションビジネスの基礎、考え方(ブランディング、マーチャンダイジング、マーケティングの基礎と実習)
担当者: 山田悠大
今、あなたが着ている服、何故それを買ったのでしょうか。
あなたがその服を手にしている様に、誰かの為にデザインされた服がそれを必要としている人に届く為には、その人の目に届くところに欲しいと言う気持ちを冷まさない適切な価格で用意しなくては行けません。
砂漠ではおでんは売れないでしょうが、水ならきっと売れるはずです。それと同様にファッションにおいても消費者にデザインを届けるための感性のみではない然るべき理屈に基づいた商品開発の考え方があります。
本授業は、その考え方を講義、及び実際に商品開発の現場で行っている業務と同じ内容の実習を行います。
ファッション業界やブランドについて基礎的な成り立ちの知識を蓄え、市場調査や消費者動向調査などの実習を通じ世の中の需要を探り、ブランドを運営する為に必要になるお金の仕組み(係数)を通じ商品計画(マーチャンダイジング)の立案を行うことで工業製品としての商品開発の方法とファッションブランドの運営の仕方を学びます。
また、本授業において毎回授業の導入時に現在ファッションの世界ではどのようなことが起こっているか、どのような変化が起こっているか、どのような未来が予測されるかなどのファッションに携わる時事についてを紹介する10~15分程度のレクチャーを行う予定です。
現在、ファッションとファッションビジネスについては非常に変化の多い業界であるため、ファッション業界の中のひとりの目線として、気になっていることなどを紹介していきたいと考えています。