布帛(織物)糸からデザインできるニット(編み物)のデザインを学ぶ
担当者: 田沼英治
ニットの世界は常に進化していて、医療用や工業製品はもちろん最近ではスニーカーやサッカー用スパイクのアッパーなども作られ実は「ニット」と呼ばれるものはかなり奥深く、
横編み機の世界シェアの約6割は和歌山に本社がある「島精機製作所」が作っています。ホールガーメントという編み機では従来出来なかった編み方やデザインが可能でニットの製品の表現の幅と可能性を広げました。
ニットはとてもフレキシブル(柔軟)です。布帛のようにテキスタイルデザイン、パターン、デザインと細分化されていなく一人の人間が糸1本の糸からテキスタイルやシルエット、など全てのことをするので、糸の知識はもちろん、機械の技術や手編みの基礎的な知識が必要です。
とても専門的な分野なので完全に理解することは難しいですが、編み物世界に一歩足を踏み入れたら、布帛とは違った楽しみを感じられると思います。編み物を通じて趣味にしたり仕事にしたいと思う人を一人でも増えるようにしたいと思っています。