着衣の文化論
担当者: 上羽陽子
この授業では、服を着るという人間にとって普遍的な行為について多面的に理解することを目標とします。特に、世界各地の伝統的な衣服や技法を学びながら、衣服が成り立つ背景や風土、歴史や慣習についても理解を深めます。織りや染め、繊維素材の特性、歴史、文化による差異を、実際に手を動かしながら学びます。 さらに、本授業では学外授業として国立民族学博物館(大阪府吹田市)へ行き、展示資料や映像資料などを見ながら、インドを中心とした「民族衣装」と呼ばれる衣服の成り立ち、記号性、生産や消費の特性について考察します。