京都精華大学ポピュラーカルチャー学部

ファション

音楽

ポピュラーカルチャー学部共通

制作実習 [雑誌編集][実習]

【前期】雑誌の見方・作り方を学ぶ
【後期】雑誌づくりを通して社会と対話する 

担当者: 安田昌弘,蘆田裕史

【前期】 
「制作実習[雑誌編集]」で扱うテーマは雑誌ですが、この授業でより重要なのは「デザイン」の方法論を学ぶことです。ここで言うデザインは、服や製品を作ることだけでなく、ありとあらゆる仕事(雑誌制作、サービスやイベントの企画、料理、美術作品の制作なども)を行う上での基礎になるのですが、そこで重要なのは目的・ターゲットの設定と、それにあわせて内容を決めることであり、自分自身を表現することではありません。
制作実習1 Bでは、各履修者が雑誌を1冊選び、その誌面をコピーすることによって、イメージ、テキスト、レイアウトなど雑誌を構成する要素の見方・作り方を学びます。 
【後期】
 制作実習3では、前期で習得した雑誌の見方・作り方をふまえ、自分(たち)の雑誌を制作します。実際にできるだけ具体的にターゲットを設定するために、「若者」「地域」「ジェンダー」などの観点から現代文化を切り取る練習をします。また、毎回継続して、ターゲットに最適なかたちで情報を伝達するための文章力や表現力のトレーニングも行います。
実際に取材にでかけ、また完成した雑誌を配布するなかで、都市空間のなかで文化がどのように分布しているかも意識できるようになりましょう。