ポエトリーリーディング研究会第三回公開研究会
2018年10月27日(土) 15時00分〜18時00分(予定)
立誠図書館(現在工事中の元・立誠小学校跡地に新設されたばかりの新しい図書館です。マイクロライブラリー運動の一環としても注目を集めています。アクセス情報はこちら)
入場無料・一般公開
第三回:「声」の模索編
7月14日に行われた第二回公開研究会では、身体を使って声を出すことがテーマになりました。なぜ日本の戦後現代詩の世界で音読が周縁化されてきたのかとか、そういう中央のシーンに対する関西の位置付けとか、音と一体になるための倍音の使い方とか。第三回研究会では、現代的な実践も踏まえながら、それぞれの問題意識に切り込んでいきます。どうも今回は、リズム、ということになりそうです。
さらに、今回は17時から研究会発のオープンマイクを実施します。事前申し込みは不要。当日先着順です。
*今年1月と2月に実施したポエトリーリーディングのワークショップがなかなか実りある内容であったことにすっかり気を良くしたわれわれが、日本(語)でポエトリーリーディングをする場合の入り口とその意義をもう一度きちんと考えようということで、一年間かけておこなう計4回の公開研究会です(10月27日の第二回公開研究会の場所は前回同様木屋町通り沿いの立誠図書館。次は来年1月を予定。日程は決まり次第お知らせします)。
詩と音楽の関係に興味のある方や、唄をつくりたいけれど、作詩に苦手意識のある方に、是非いらしていただければと思います。入場は無料、だれでも参加可能です。
タカツキタツキ
ニューヨリカンポエッツカフェでの朗読とびこみ参加よりキャリアを開始する。SSWS(新宿スポークンワーズスラム)初代グランドチャンピオン。ラップグループSMRYTRPS名義でメジャーデビュー。ポエトリーミクスチャーンバンドSUIKA名義でフジロック、フランスツアーなど。女性シンガー、エイミアンナプルナとのユニットiLalaはS-KENプロデュースによる。
楽しみは街のプランターにこっそり種を撒くこと
荏開津広
執筆/DJ/京都精華大学、立教大学非常勤講師。ポンピドゥー・センター発の映像祭オール・ピスト京都プログラム・ディレクター。90年代初頭より東京の黎明期のクラブでDJを開始、以後執筆/翻訳/選曲など主にストリート/ロウ・カルチャーの領域において国内外で活動。ジャンルはファンク、ジャズ、ダブ中心。共訳書にA・リクト著『サウンド・アート』(2010年、フィルム・アート社)。
楽しみは豆餅持参の隅田川と鴨川の散歩
安田昌弘
京都精華大学ポピュラーカルチャー学部教授。英レスター大学マスコミ研究所(CMCR)で日仏ヒップホップ文化の研究を行いPh.D.取得。現在は関西、特に京都の音楽シーンについてフィールドワークを行っている。訳書に『ポピュラー音楽理論入門』(2003年、水声社)、『ポピュラー音楽をつくる』(2004年、みすず書房)、『ぼくの名前はズッキーニ』(2018年、DU Books)など。
楽しみは平日朝11時のAMラジオ