京都精華大学ポピュラーカルチャー学部

ファション

音楽

2014・12・28授業紹介

音楽学科

屋敷豪太さんを迎えてのスタジオ実習

 12月15日の「制作実習3Z[スタジオワーク]」(担当:中崎文惠)では、屋敷豪太さんをゲスト講師にお迎えして、演奏やレコーディングに関する指導を受けました。屋敷さんには来年度から3回生の「応用実習2Z/4Z」をご担当いただくことになっています。

屋敷豪太 すでに10月にもゲスト講師として学生がレコーディングする様子を見ていただいた屋敷さん。学生には演奏テクニックだけでなく、音楽と向き合うための意識を身につけてもらいたいという意向から、今回はまず学生としっかり話し合うことから始まりました。
 数々のプロデュースワークやドラマーとしての活動で知られる屋敷さんですが、ドラムを始めるきっかけは、生まれ育った京都府綾部の祭の和太鼓にあったそうです。その後ミュート・ビートや MELON への参加を経てイギリスに20年滞在。Soul II Soul や Simply Red での音作り、レコーディングのエピソードなども聞かせてくださいました。


 後半は Magi Sound Studio に移動し、中崎さん率いるエンジニア担当の学生と、ミュージシャン志望の学生とに分かれてセッションを準備。今回はギタリストの学生が持参したフラットマンドリンをフィーチャーしたバラードを演奏しました。屋敷さんは各楽器の鳴らし方や曲の演奏について指示を出し、最後は自身もドラムで参加しながらレコーディングを行いました。残された録音データをミックスして音源を仕上げることも学生の課題の一つとなります。
屋敷豪太屋敷豪太屋敷豪太屋敷豪太屋敷豪太
 スタジオの使い方を一から覚え、ようやくレコーディングの流れを把握できるようになってきた2回生。ここから先は、よりクオリティの高い音や自分たちの目指す音をどうやって作っていくかを学ぶことになります。来年度の実習も今から楽しみです。